亀も空を飛ぶ/心の羽根/カンダハール/わが故郷の歌

2003年に制作された映画「心の羽根」のご紹介をしています

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心の羽根

2003年製作。
最愛の息子を失った母親の心の旅路を描いた作品。
監督は、ベルギーのワロン地方出身のトマ・ドゥティエール。
主演は、ベリギー舞台女優のソフィー・ミュズール。
トマ・ドゥティエール監督は、この作品で長編デビューを果たす。
また90年に短編「私はあなたの隣人です」では各地の映画祭で受賞している。
ソフィー・ミュズールは、この映画が初出演となる。
実生活でのパートナーでもある二人。
舞台やドキュメンタリー映画にも参加したり、「大洪水」も、2人の共同作品である。

ベルギーの小さな町に住む一家に突然不幸が襲う。
最愛の5歳のひとり息子が、沼地で消息を絶ち、死体で発見される。
最愛の息子を失った若い母。
誰の言葉にも耳を傾けず、心もかたく閉ざし、息子の死を受け入れることができない。
そして、1年という歳月で、息子の死を受け入れることができ次第に自分を取り戻していく。
彼女の自分を取り戻す心の移ろいと、時の流れが自然の美しい映像とともに描き出されていく。
監督の自然界への慈愛にあふれた心情が随所に感じられる。
バード・ウォッチャーでもあるドゥティエール監督。
「観察者に徹し、決して自然に手を加えない存在でいること」 と、語る
人間もまた自然の一部であるという・・・
ベルギー新人監督の「心の再生」のドラマ。

 

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